入管手続き・ビザ全般
新制度 在留諸申請結果交付等予約システムとは?
- 2025.07.25

出入国在留管理庁(入管)が提供するオンライン予約システムで、窓口の混雑を緩和するために設けられた制度です。 在留資格に関する申請の結果交付や関連手続きを行う際に、窓口に訪問する日時を事前に予約できるサービスで、令和7年(2025年)3月から運用が開始されました。
主な対象手続き
このシステムを使って予約できる主な手続きは以下の通りです:
- 在留カードの交付(交付予約) 在留資格変更・更新・永住許可などの結果を受けて交付される在留カードの受け取り
- 在留資格認定証明書の交付 海外から呼び寄せるための認定証明書の交付受領
- 証印(パスポートへのスタンプ)交付 申請許可後のビザ証印手続きなど
利用の流れ
- 予約サイトへアクセス
日本国内からのみ。多言語対応(日本語・英語・中国語など) - メールアドレス登録
メールに届くリンクをクリックしてアクセス。 - 基本情報入力
- 予約者の在留カード番号
- 申請者名、申請受付番号など
- 複数人予約も可能(最大5名)
- 日時・場所選択
- カレンダーで30営業日分の予約可能日が表示
- 地方局や本局など希望する会場と日時を選択
- 確認・予約完了
- 内容確認後、送信 → 登録メールに予約通知が届く
- キャンセル/変更は「来庁日の前日11:59まで」可能
- 来庁当日
- 予約メール画面または印刷物を持参
- 地方局や本局では「予約レーン」に並ぶ(看板あり)
注意点
予約キャンセル期限:来庁日の前日11:59まで
代理受領の場合には、依頼書や証明書が必要
希望日時が混雑する可能性あり → 早め予約がお勧め
本システムは予約のみ。申請自体は別途、オンラインまたは窓口で提出する必要があります。
まとめ
- 対象者:在留カード所持者や取次者等
- できる手続き:在留資格変更・更新・取得(出生)・永住・資格外活動・就労資格証明等の結果の交付など
- やり方:予約サイトからメールで認証 → 在留カード番号入力 → 手続・会場・日時選択 → 来庁
- 来庁当日:メール画面またはプリント提示、予約レーンへ
参照:https://www.moj.go.jp/isa/applications/status/koufu_yoyaku_00002.html
この記事の監修者

- 柳本 良太
- 行政書士・司法書士
24歳のときに司法書士、行政書士、賃金業務取扱主任者の国家試験を同時合格。
大手資格予備校の専任講師をしながら、司法書士・行政書士等の法律関係の事務所を独立開業し、現在、司法書士・行政書士として、15年以上の経験を持つ。
一部上場企業不動産会社、金融機関、介護事業者や専門士業会等において、セミナーや講演・講師活動も行い、現在60講演以上の実績がある。
その他、法務省告示校の日本語学校の理事長を務め、不動産会社(外国人対応可能)の顧問を務める等、外国人関連産業において、多方面にて活躍中。
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